日本から遠く離れたアフリカ東部の国、タンザニア。

多くの日本人にとって、タンザニアといえば、 広大な自然公園や野生動物、雄大なキリマンジャロ、 そして陽気で穏やかな人々の暮らしを思い浮かべるかもしれません。

しかし、すべての人が安心して暮らせる環境が 十分に整っているとは言えないのが現状です。



母子の健康を脅かす構造的課題


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タンザニアでは、妊産婦・乳幼児の死亡率が依然として高く、母子保健は深刻な社会課題の一つとなっています。日本と比べても、妊産婦死亡率や乳幼児死亡率は著しく高い水準にあります。

多くの女性が、母子の健康に対する不安やリスクと向き合いながら、妊娠・出産・子育てを行っています。

では、なぜ母子の健康が守られにくいのでしょうか。

医療の質とアクセスの問題

タンザニアでは、医療施設や医療人材が都市部に偏在しており、多くの妊産婦が十分な診察や相談を受けることが難しい状況にあります。医療設備や医薬品の不足も重なり、必要な医療にたどり着けないケースが少なくありません。

インフラの制約

交通手段や交通費の問題により、医療施設への移動そのものが大きな負担となっています。距離や移動手段の制約が、受診の遅れや断念につながることもあります。

教育・文化・慣習の影響

妊娠・出産・子育てに関する正確な情報に触れる機会が限られており、体調の変化や危険なサインに対して適切な判断が難しい状況があります。また、医療に対する不信感や慣習が、医療機関の利用を妨げる要因となることもあります。

これらの要因が重なり、本来であれば予防や早期対応が可能なケースでも、重症化してから医療につながる状況が生まれています。

タンザニアでは今後も人口増加が続くと予測されており、妊産婦や子どもの数はさらに増えていくと考えられています。

一方で、母子を支える医療・社会的な体制がそのスピードに十分に追いつくには、まだ時間を要するのが現実です。



デジタルが可能にする、新しいアプローチ


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こうした課題を抱える一方で、タンザニアではスマートフォンが急速に普及しています。

妊娠・子育て世代の多くが日常的にスマートフォンを利用しており、コミュニケーションの手段としてデジタルが生活の一部となっています。モバイル決済や配車サービスなど、デジタルを活用した生活様式も広がりつつあります。

このような環境の変化は、母子保健の分野においても新しい支援の形を生み出す可能性を持っています。



テクノロジーがつくる、ママの未来


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MomNestは、こうしたタンザニアの社会背景を踏まえ、母親が孤立せず、必要なときに「気づき」と「つながり」を得られる仕組みづくりに取り組んでいます。

デジタルの力を活かし、母子保健の課題に向き合う新しいアプローチを進めています。


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